年末年始は実家にのんびり帰省…するはずが、緊急案件に対応しなければいけなかった方、いらっしゃいますか?年末年始のような長期休みだけに限らず、身内の急な不幸などで実家や滞在先で仕事をしなければならないことがあります。今回シゴトバ編集部では、帰省先で短期間テレワークしなければならない状況、「ちょこっとテレワーク(※)」において必要なものについて、チェックリストを作成しました。
※いつもとは違う状況でかつ短期間、という気持ちをこめて「ちょこっとテレワーク」と呼びます。ご紹介するチェックリストは、帰省先だけではなく、旅行先でも使えます。
Contents
これだけは絶対、必要なもの
まず、これがなければ仕事ができない!というレベルのものについて考えます。
PCなどのデバイス
まずはデバイスです。3点のうちどれが必要かは、どのような仕事をする必要があるかによります。以下を参考にして決めましょう。
スマートフォン
緊急で電話がくる可能性があるだけの人は、スマートフォンでも大丈夫です。万が一、資料をチェックする必要があるかもしれない場合、pdf、wordなどのドキュメントが開けるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。開けない場合は別途アプリのインストールが必要です。
タブレットPC
スマートフォンでは画面が小さいので、資料の閲覧には向きません。あらかじめ資料をチェックする必要がある場合はタブレットPCを持っていきましょう。資料の簡単なアップデートも可能です。スマートフォンと同じく、自分が使用するドキュメントが開けるかどうかはあらかじめ確認が必要です。開けない場合は、アプリをインストールしましょう。
ノートPC
3つの中でもっとも重くなってしまいますが、普段から使用しているノートPCが1台あれば安心です。普段使っているものではない場合、必要なソフトウェアがインストールされているか事前に確認が必要です。
インターネット環境
インターネットは、いずれかの方法で接続できるようにしましょう。
実家のインターネット
実家にインターネット環境があれば、それを使わせてもらいましょう。よくあるのが、実家のネットワークのパスワードが分からないパターンです。パスワードを変更していない場合はルーターにIDとパスを書いたシールが張ってあるので、そちらを参照しましょう。
テザリング
自分の携帯電話でテザリングができる場合、それを利用することもできます。使用しているキャリアの電波が実家付近で使えるかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。
モバイルwifi
実家にインターネットがなく、テザリングも難しい場合はモバイルwifiも選択の一つです。空港などで即日レンタルできるサービスもありますので、検討してみましょう。
仕事できるスペース
特に電話やビデオ会議が必要なときは、仕事できるスペースの確保が重要です。個室をひとつ使うことができればベストですが、そうでないケースもあるでしょう。以下の項目について確認しましょう。
- インターネットがつながるか
- 音がどうか(台所、洗濯機、トイレなどの音が聞こえるか)
- (特に、小さな子供がいる場合)鍵がかかるか
- 机と椅子があるか
- 電源の位置
どうしても仕事できる環境ではなかった場合、シェア型のサテライトオフィスを利用する方法もあります。
「○○(実家の地名) サテライトオフィス」や「○○(実家の地名) シェアオフィス」、「○○(実家の地名) コワーキングスペース」などで検索して探してみましょう。
これがあればかなり快適に過ごせる!というもの
ここでは、これさえあればかなり快適に仕事ができるというものについて、実際にちょこっとテレワークを経験している筆者が厳選してご紹介します。
外付けキーボード(ノートPC・タブレットPCの場合)
ドキュメントの作成や、プログラミングコードをいじる可能性がある場合、荷物に余裕があれば、是非普段使用しているキーボードを持っていきましょう。マウスは持ち運んでもキーボードは…という方が多いかとは思いますが、普段使いのキーボードを持ち運ぶことには大きなメリットがあります。
モニター位置を調整できる
ノートPC付属のキーボードを使用する場合、どうしてもモニターを見下ろす姿勢になりがちです。しかし、外付けのキーボードがある場合、ノートPC自体をある程度の高さに配置することができるため、自分の目線とモニター位置を調整することができます。
普段のキーストロークで仕事ができる
普段からノートPC付属のキーボードを使用している場合は問題ありませんが、そうでない場合、普段と異なるキーストロークで入力作業を行うと腱鞘炎などのリスクとなります。普段と同じような環境を整えることが、ちょこっとテレワークを成功させる鍵となります。
広いスペースがない場合はBluetoothなどのワイヤレスキーボードがオススメです。タブレットPCと使えたり、使用できるデバイスを複数登録することもできます。
マウス(ノートPCの場合)
マウスも普段から使用しているものが一番です。マウスは場所を取らないので、是非普段から使っているものを持っていきましょう。
テーブルタップ
すでに電源が埋まっている場合、テーブルタップがひとつあると安心です。かさばらないので持っていきましょう。
まとめ
今回は、帰省中などの「ちょこっとテレワーク」に必要なもの・ことについてチェックリストをご紹介しました。帰省中はのんびりとしていたいものですが、いざどうしても仕事をしなければいけない、となったときには是非役に立ててください。