リモートワークをするなら外資系企業が狙い目。エージェントを賢く利用するコツは?

リモートワークができる転職先を探しているけど、なかなか希望通りの企業が見つからない……。

そんな転職の悩みを抱えている人は、ぜひ外資系企業に注目してみてはいかがでしょうか?

外資系はプロセスよりも成果を重んじる企業が多いことから、リモートワークの導入率も国内の企業に比べて非常に高いという特徴があります。

さらに、外資系企業に強い転職エージェントを利用すれば、希望条件に合う転職先が見つかり、なおかつ効率的な転職が可能です。

今回はリモートワークで働くことができる外資系企業への転職のポイントを紹介します。

外資系企業はリモートワーク可のところが多い

求人情報などを見ると、「リモートワークOK」としている企業の多くは外資系企業であることがわかります。なぜなら、外資系は個人の実力主義・成果主義をうたう企業が多く、「成果が挙げられればプロセスは問わない」というスタンスがあるからです。

欧米圏の企業は早くからリモートワーク化に取り組んでおり、導入率も高い水準を維持しています。そのような背景から、外資系企業は日本の企業に比べて、リモートワークで成果が出せる環境が既に整っているのです。

転職で「リモートワークOK」の企業を探すなら、外資系の企業を選択肢に入れておくことをおすすめします。

外資系企業への転職はエージェントを利用すると便利

結論から言うと、転職エージェントを利用せずに外資系企業へ転職することはハードルが高めです。

外資系の企業は優秀な人材を確保するために転職エージェントを利用しており、信頼できるエージェントにのみ人材募集を依頼する企業も少なくありません。したがって、外資系企業とつながりのあるエージェントを見極めることが、外資系企業へ転職する近道です。

平成29年度の厚生労働省の調査(民営職業紹介事業所数)によれば、民営職業紹介事業所は全国に20,000箇所以上もあります。

この膨大な数のエージェントの中から、外資系企業に強い転職エージェントを利用する必要があります。

エージェントを利用する際の流れ

転職エージェントへの申し込み~転職先へ入社するまでの流れは次の通りです

①転職エージェントへの申し込み

転職エージェントのサイトから申し込み、個人のプロフィールや職歴、希望年収等の条件を入力します。

②キャリアカウンセラー(キャリアアドバイザー)と面談

キャリアカウンセラーと面談を行い、これまでの経験や希望する条件、転職活動、キャリアプランなどについて話し合います。面談は対面か電話にて行われます。

③求人紹介

面談の結果をもとに、転職エージェントから希望条件に近い企業を紹介されます。求人案件を確認して、応募するかどうかの意思をキャリアカウンセラーに伝えます。

④エントリー・書類選考・面接

応募する企業が決まったらキャリアカウンセラーが企業に推薦、選考に向けて準備を進めていきます。特に外資系は面接が採用可否のカギを握るため、キャリアカウンセラーの面接対策を十分に活用しましょう。書類選考に通過したら、エージェントが面接の日程調整を行います。

⑤内定・退職交渉・入社

無事に内定が決まったら、退社日や入社日の調整を行います。エージェントは退職予定の会社と円満退職するためのサポートも提供しています。

エージェントを利用するメリット

適切な案件を絞り込んでくれる

エージェントを利用する最大のメリットは、自分の経歴や希望条件に合った企業の求人を紹介してもらえる点です。

転職を成功させるためには、「キャリアの棚卸し」という作業が欠かせません。キャリアの棚卸しとは、これまでの経歴で培ってきた経験や技術といった自分の強みを具体化する作業です。転職エージェントを利用することで、自分ひとりでは難しいプロの目線を交えたキャリアの棚卸しができ、経歴や希望条件に合った理想の転職先が明確になります。

他にも、転職先との強い信頼関係があることから、面接や入社日の調整、条件交渉なども希望に沿う形で進めてもらえます。

選考通過の可能性が高まる

また、エージェントを利用することで選考通過の可能性が高まります。少なくとも、面接までこぎつける可能性が高くなります。

自分一人よりも転職エージェントと二人三脚で転職活動を進めることで、効率よく好条件の転職を叶えることができます。とりわけ敷居の高い外資系企業への転職では、非常に心強い味方となってくれるでしょう。

転職希望者側は無料で利用できる

さらに、多くのエージェントではこれらのサービスを無料で利用することができます。転職エージェントは、転職が成功すると企業側から報酬を受け取るため、転職希望者は無料で利用することができます。

一部のエージェントについては有料のものもありますが、このページでご紹介するエージェントは全て無料で利用することができます。

リモートワークを勝ち取るために、気をつけること

外資系企業ではリモートワークOKとなっているところが多くありますが、中にはリモートワークをする際の条件を設けている企業もあります。

入社してから「こんなはずでは。。。」とならないように、以下の点についてはエージェントに確認するようにしましょう。

  • 中途入社の社員について、入社後すぐにリモートワークすることが可能か?(入社後○ヶ月はリモートワーク不可という企業もあります)
  • リモートワーク可能な人が、妊婦や子育て世代に限定されていないか?
  • リモートワークをする日が会社によって強制的に決められていないか?
  • 在宅勤務だけでなく、モバイルワークについてもOKか?(カフェや移動中などは不可の企業もあります)
  • リモートワークが許されている頻度は?

外資系企業に強い転職エージェント

外資系企業に転職を希望するなら、登録しておきたい転職エージェントを紹介します。

JAC Recruitment(ジェイ・エイ・シー・リクルートメント)

対応地域:全国

「ハイクラスの転職支援」を掲げるJAC Recruitmentは、30代~50代で、外資系ハイキャリア、高年収の求人案件を希望している方におすすめです。キャリアコンサルタントも少数精鋭で、ハイスペックな転職希望者に好条件の求人案件を紹介するというスタイルを取っています。

JAC Recruitmentの最大の特徴は「両面型」と呼ばれるシステムです。多くの転職エージェントでは、企業の採用担当と話すコンサルタントと、転職希望者をサポートするコンサルタントが別である「片面型」をとっています。

JAC Recruitmentでは、これを1人の人が担当することで、企業が求める人材のスキルや人物像を細かく確認し、求職者と面談をした上でご紹介してくれるため、こちらの希望に沿った求人案件を出してもらえます。。

外国語能力があり、マネジメントや海外勤務の経験がある、外資系企業で即戦力となり得る人に間違いなくおすすめできる転職エージェントです。

 

Robert Walters(ロバート・ウォルターズ)

対応地域:関西・関東

Robert Waltersは外資系、日系グローバル企業に特化した転職エージェントで、高い英語力を活かし、グローバルな舞台でキャリアを積みたい人におすすめです。外資系企業への転職でほぼ必須となる英文履歴書、英語面接のサポートが充実していて、転職希望者の選考突破率が高いところがメリットとして挙げられます。

大手外資系企業からの信頼も厚く独占求人も多いため、ネイティブレベルの高い英語力を活かした転職を希望する人は登録しておいて間違いないでしょう。

 

リクルートエージェント

対応地域:全国

日本最大級の求人紹介数を誇るリクルートエージェントは、国内の転職エージェントの中でも外資系・日経グローバル企業の転職にも非常に強いという特徴があります。

転職エージェントとして長年培ってきた採用情報や実績をもとに、外資に強いキャリアコンサルタントが英文履歴書、英語面接の対策を一貫してサポートします。

TOIEC700点以上の英語力を活かし、外資系企業でキャリアアップを目指す人に、最もおすすめしたい転職エージェントです。

まとめ

リモートワークが可能な外資系企業への転職では、転職エージェントを利用することが最も効率的で最もスピーディーな手段です。

英語力を活かしたキャリアアップを目指しつつ、自由度の高い働き方をしたいのであれば、外資系企業に強い転職エージェントを見極め、活用し、希望の働き方と条件に合った転職を実現しましょう。