テレワーク・デイズは総務省、厚生労働省などの主導のもと、複数の企業が全国で一斉にテレワークをするという国民運動プロジェクトです。
今年は、「シゴトバ 」を運営する株式会社GOWiDE(ゴーワイド)も初参加.実施団体・応援団体としてテレワーク・デイズを盛り上げます!
この記事ではテレワーク・デイズの概要や参加するメリット、テレワークデイズ2019に関しての情報についてまとめています。
テレワークとは?
テレワークとは、時間や場所にとらわれない働き方のことです。リモートワークという言い方をする企業・団体もありますが、官公庁系では「テレワーク」で統一されています。
近年、情報通信技術(ICT : Internet Communication Technology)の発展によりインターネットを介して地理的に遠くの人と働くことが可能になりました。これにより、オフィスの外(自宅やカフェ、サテライトオフィスなど)で働いたり、国外の仲間と働いたり、従来の働き方と違う様々な就業形態が可能になりつつあります。
「テレワーク・デイズ」「テレワークデイ」とは?
テレワーク・デイズとは、総務省や厚生労働省などの省庁が主導し、複数の企業・団体が全国で一斉にテレワークをするという大規模なプロジェクトです。
目的
2020年7月24日には東京オリンピックの開会式が予定されています。そこで総務省、厚生労働省、国土交通省、内閣官房、内閣府は、関係団体と協力して、2020年に向けた働き方改革の国民運動プロジェクトとして、2017年からテレワークデイを行なっています。
過去の実施状況
2017年7月24日(火)に初めて「テレワークデイ」が実施され、テレワーク導入のサポートと、試験実施を呼びかけました。その結果として、945団体・6.3万人が参加するという大規模な国民運動となりました。
続く2018年は一日だけではなく、7月23日(月)~7月27(金)の期間で実施し、名称も「テレワーク・デイズ」と改められました。規模も大きくなり、1682団体・延べ30.2万人が参加しました。
2018年のテレワーク・デイズでは、実施後のアンケートから次のような効果が明らかになっています。
- コミュニケーションの活発化、仕事の見える化、生産性の向上など
- 事務用紙・消費電力の減少
- 23区への通勤者が述べ約41万人減少(モバイルビッグデータの分析から)
テレワークデイズ2019
開催日程
2019年は2020年東京大会前の本番テストとして、2019年7月22日(月)から9月6日(金)の約1ヶ月間が「テレワーク・デイズ2019」 実施期間と設定されることが決定しました。(総務省通知)
また、2019年7月1日には「テレワーク・デイズ2019」に向けた一層の機運醸成を図るため、プレイベントが都内で開催されます。
プレイベントの申し込みは先着順なので、こちらのサイトから申し込みましょう。
都内企業については、開催期間中前半の2019年7月22日(月)~8月2日(金)、後半の8月19日(月)~8月30日(金)を集中的実施期間としています。これらは、前半が2020年におけるオリンピック大会、後半がパラリンピック大会に対応した期間です。
また、期間中5日以上の実施が呼びかけられています。
参加の方法
9月6日までに公式サイトのフォームから申し込むだけで参加ができます。
2019年も2018年と同様、参加団体は以下の3種類に分けられます。
2018年と比べると、特別協力団体のうち都内企業についてはさらにテレワーク度の高い取り組みとなっています。
※初参加の企業については、7/24の1日のトライアルのみでも参加可能です。
- 実施団体…参加人数などを問わず、テレワークを実施(またはトライアル)する団体
- 特別協力団体…東京都の企業・全国の企業で分けられています。
- 全国の企業…①5日間以上、②7/24に100名以上で実施し、③効果測定(交通混雑緩和、業務効率化等)に協力する
- 東京都内の企業…1.に加えて、①2週間以上、②企業の都内社員数の1割が実施し、③2020年アクションプランの作成をする
- 応援団体…テレワークにかかわる実施ノウハウやワークスペース、ソフトウェアなどを敵異教する団体
2019年度は、本社の一部門、支社のみでテレワークを実施してもOKですが、その場合でも登録 は企業・団体名で登録する必要があります。
参加するメリット
もっとも大きなメリットは、「やってみる」きっかけを作ることです。
テレワーク・デイズには、応援団体というテレワークのサポートを行うための団体も参加します。
テレワーク実施に当たってのノウハウや、ワークスペース、テレワーク用のソフトウェア等を提供する目的で参加しており、テレワークを試験導入するに当たっては心強い味方になってくれます。
テレワークを導入することのメリットは分かっていても、実際の業務への影響が読めないことから、中々決断に踏み出せない企業も多いかと思いますが、テレワーク・デイズの機会をうまく活用することで、有識者からのサポートを受けながらテレワークの試験導入を行うことが可能です。
まとめ
この記事ではテレワーク・デイズ(テレワークデイ)についてまとめました。テレワークの導入を検討している企業であれば、参加を検討してみてはいかがでしょうか?2019年実施の詳細については、今後もこちらのページでアップデートしていきます。
- 総務省などが主体となって推進する働き方改革の国民運動プロジェクト
- 参加申し込みは公式ページから簡単に行うことができ、人数などの制約も特にない
- 応援団体からテレワークに係る様々なサポートを受けることができる